新規就農対策(公社新規就農研修)

新規就農対策
  • 農業経験がゼロでも就農をめざして学べる研修を行っています。道央地域で就農(独立自営または農業法人に就職)をめざす概ね40歳以下の者を対象としています。
  • 1年目は公社のトレーニング農場で基礎的な技術を学び、2~3年目はより実践的な技術を学ぶため、管内の指導農家で研修します。
  • 1.6haのトレーニング農場では、JA道央管内の主要品目のうち10種類以上の野菜や花きを栽培しており、専任の技術指導員が栽培管理から出荷調整までの技術を指導します。 また、小麦や大豆などの畑作物についても学ぶことができます。
  • 研修期間中には、月1回程度、座学や視察研修を実施しているほか、北海道立農業大学校等の短期研修に参加し、幅広く学びます。
  • 期間中は、研修手当を支給するほか、国が行う施策の活用を支援します。
1年目 公社農場で基礎的な技術を研修 公社から研修手当を支給 月額16万円×8か月
2~3年目 指導農家で実践的な技術を研修 指導農家から研修手当、国が行う施策を活用。
4年目 就農(独立自営又は雇用)

平成20年度に新規就農研修をスタートしてから、令和5年4月現在で71名の研修生を受け入れ、このうち45名以上が道央管内で新規就農し、多様な経営を展開しています。

農業後継者対策(ニューファーマー育成研修)

農業後継者対策
  • JA道央の正組合員の子弟で概ね35歳未満の新規学卒またはUターンなどの農業後継者を対象に、資質向上のための研修を平成22年度から実施しています。1年目は農協の準職員として農協の関係部署に配属されて農協の様々な業務を体験するとともに、2年目は地域の先進農家の指導の下で実践的な栽培技術を学びます。
  • 研修期間中は、新規就農研修生と一緒に月1回程度、座学や視察研修で学ぶほか、JAカレッジ等の短期研修に参加し、幅広く学びます。

リーダー育成対策(道央農業塾)

リーダー育成対策
  • 認定農業者および認定農業者を志す者を対象に、経営能力の向上と地域に根ざしたリーダーの養成を目的として1期2年を学習期間とする塾を開催しています。
  • 塾長(北海道大学農学部教員)の指導の下に運営し、農業情勢や道央地域の農業の現状と課題、最新の農業技術などについて理解を深めています。

農福連携の推進

農福連携の推進
  • 市、農協、農業改良普及センター、公社を構成員とする道央地域農福連携推進連絡協議会を設立し、情報の共有を図るとともに、ジョブコーチ育成研修、スキルアップ研修、セミナーや体験会を実施します。
道央地域農福連携推進連絡協議会設置要領PDF 

その他

  • 農業者を対象として、農業技術に関する講座やパソコン農業簿記講座などを開催するほか、独身農業者の配偶者対策としてファーマーズ交流会を実施しています。